磐越西線で津川、麒麟山温泉は一度は行ってみたいと思っているところであった。
津川は若松街道(会津街道)沿いに栄えた町で、会津の方から訪れた。
途中、会津ころり三観音のひとつ、福島県耶麻郡西会津町にある鳥追正観音を訪れる。
コロリと死にたい、その思いが多く人気のある観音さまなのだが、誰も参拝者がいない。
何やかやいっても長生きしたいと思う人が多いのか。
コロリと逝きたい人が抱きつく柱と思っていたのが意外に縁結びなどの「福結び柱」となっている。
阿賀町津川は狐火が見え、狐の嫁入りの伝説がある町である。
狐の土偶は愛媛県内子町のもので、内子町は大江健三郎の出生の地である。
写真はないが津川の若松街道の町並みは私にとって昭和40年代の商店街のイメージである。
麒麟山温泉、ここは新潟県である。近くで見てもわけが分からないが、遠くから見ると伝説の麒麟が蹲っているように見えるらしい。
ここが泊まった「絵かきの宿福泉」、絵描きは部屋から阿賀川をスケッチできますよ。との意味合いだ。
窓から望む阿賀野川、新潟県ではあがのがわで福島県ではあががわというらしい。
私はあがのがわといっていたのだが。
例によって焼肉、刺し身類・・・
会津に戻る途中、河沼郡柳津町の福満虚空藏菩薩圓藏寺を参る。
三大虚空藏菩薩のひとつといわれ、会津地方では虚空藏さまと慕われている。