二ヶ月のリハビリテーション病院での入院(六人部屋)、リハビリでは六ヶ月近くの入院が多く、 短い入院といえるかもしれない。
 しかし、今までの入院と異なるのは共同生活を送ったの感があることである。 もちろん、全員とうまくコミュニケーションができたわけではないが。
 ここに写真を提供してくれた松原さんは脳幹出血から奇跡の生還を果たし、身体の不自由さにめげず民宿再開に向けて鋭意努力中の五十歳である。荻原さんは龍月堂の店主であり脳梗塞による足の不自由さを抱えながら、菓子製造に専念中であり、七十歳近い。
 この二人は仕事では現役であることが要因になっていると思われるが、入院中、退院後に向けての思いが強く、前向きであり、どんな体勢で仕事をやるのかと話題が尽きない。
 松原さん、その性格は率直であり、ユーモアに溢れているのである。名刺の部分をクリックすれば松原荘のホームページを見ることができるが、 十二月の段階では休業となっている。
 この二人に私自身勇気づけられ、今まで何回か入院した中で記憶に留めておきたい同室者である。
 その後、2006.06.24に河津駅の近くの萩原さん宅を訪れ、状況を伺った。
残念ながら、萩原さんは饅頭の製造を止め、店も閉じられたままである。
松原さんの状況も、萩原さんの伝によれば、近くのリハビリ病院に通ってはいるが、民宿は休業のままであるとのことであった。

夕日

夕日

西伊豆・大田子海岸の夕日 松原氏撮影

名刺
松原氏は脳幹出血より奇跡の生還を果たし、身体の不自由さにめげず民宿再開に向けて鋭意努力中


滝

河津の滝 萩原氏撮影

名刺  萩原さん
龍月堂萩原店主は脳梗塞による足の不自由さを抱えながら、菓子製造に専念中


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