[2024年4月8日]
2月の中旬以来、排尿の始めの段階で血尿が出ており、市立病院の泌尿器科に電話で予約すろ。
初めての電話予約。
確かに午前中は混んでいて繋がらなかったが、午後に繋がり、10日(水)9:30の予約が取れた。
2024年4月10日(金)9:00
泌尿器科
血尿について説明、二月の中旬、排尿の初期に血尿があると説明。
採尿 約10ml 50ml 細胞診に提出、約10mlでは足らず、約50mlの再提出となった。
一回目の採尿は量が少なく、水500mlを飲み、適当な時間経過後50ml採尿。
放射性ヨウ素含有剤を注射し、CTスキャン(RIは人工股関節があるので使えない)。
前立腺は肥大になっている、リンパ腺も若干肥大している、とのこと。
2024年5月1日(金)9:00
泌尿器科
量が少ないと、PSAの数値が得られず、2回目採決のPSA値(高感度)が3.640ng/mlで上限(4.000)以下であり、前立腺がんではないことになる。
(参考・2022年9月9日の前立腺がん検診、PSA値1.6ng/ml)
CTスキャンでは、前立腺が腫れているがリンパ腺も腫れていること。
専用の診察台座り膀胱鏡による観察。
深呼吸するが、陰茎に尿管を入れるので痛い!
(かって循環器系内科で麻酔なしで尿管を入れた経験があり、想定済み)
その結果、膀胱に問題なく、腎臓にも問題ないことになった。
膀胱鏡検査後注意事項
レボフロキサシン錠500mg「DSEP」、一日一錠で三日分の処方あり(前立腺針生検に備えて)。
合成抗菌薬なのに、看護婦(?)は抗生剤と言っていたような。どっちでもいいが。
明日の生検に備え、就寝前に服用する。
2024年5月2日(金)14:30
泌尿器科
今日は前立腺針生検.14時に3階3Bに来て下さい。との案内文があり、13:00近くに病院を訪れ、病院で昼食をとる。
前立腺針生検を受ける患者さんへ
膀胱鏡検査とは別の部屋で、専用の診察台に座って前立腺針生検用試料の採取するのである。
がんの有無を判定する前立腺片を切り取るのである。
初めに医師が肛門内に痛み止めを塗布する、圧迫感のある痛みがある。
左右で6か所、計12回のサンプリングを行った、その間10分程度。
前立腺針生検を受けられた患者さんへ
次の診察日に結果がわかる。
2024年5月16日(木)08:40
泌尿器科
診察前に尿検査あり、尿の量は少なかったが問題ないと担当者
(一昨日より血尿少なめになったと説明)
前立腺針生検の結果が示された。
リスク分類
超音波で前立腺の状態を確認した後、直腸内腔から直径約1.5 mmの針を前立腺に向かって約10箇所刺し、サンプリングする。
12ポイントのうち11ポイントにがん細胞があり、
グリソンスコアは8,9であり、高リスクである。
転移を調べるために、今日は肺のCT、明日は11時から骨シンチの検査をすることになった。
RI検査説明書骨シンチ
30分前に来て欲しいとのことであり、明日は10時から皮膚科の予約診察があるので、診察が遅くならないように皮膚科受付に話しておかねばならない。
2024年5月17日(金)10:30
皮膚科診察を早めにしてもらうため、9時には受付に行って話した。その話が通じて10時には診察が終了した。
泌尿器科
放射線治療・核医学の受付、ものものしい感じがする。
病院の放射線治療・核医学の受付に行く、早かったせいで、10時半に検査薬(メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液)の接種で14時から画像収集となった。
はっきり写ってない部分があって、補足ので画像収集もあり、終わったのは15時近くであった。
2024年5月23日(木)08:40
泌尿器科
正式(?)のグリソンスコアの書類が示された、グリソンスコア4+5=9で悪性度の高い(たちの悪い)タイプとなる。
自分として悪性度の高いタイプとの実感はない。
骨シンチの結果、骨への転移は観察されなった。それにより転移はリンパ腺のみとなり治療方法が確定した。
前立腺がん内分泌療法(ホルモン療法)に関する説明
ホルモン療法である。
くすりのしおり ピカルタミドOD錠80mg
ビカルタミドOD錠80mg、前立腺がん細胞は受容体でアンドロゲン(男性ホルモン)を受け止め元気になる、抗アンドロゲン薬ビカルタミドはアンドロゲンは減らしはしないが、
この受容体と結合占拠し
アンドロゲンと受容体の結合を阻害してがん細胞がアンドロゲンを受け取れないようにする。
副腎から分泌される男性ホルモンの作用を抑える薬剤である。
一日一錠朝食後服用、服薬忘れないように錠剤に番号を打っておく。
5/25 朝服用、昼映画「碁盤切り」鑑賞、夕買い物、身体だるく熱く感じる。体温38.5℃
5/27 36.8℃で、平熱に近い状態になったが、身体はふらついており明日の川久保病院での健康診断はキャンセルした。
5/28 36.6℃平熱、体温上昇はビカルタミド錠のホットフラッシュ(更年期症状)だったか。
6/2 美和子来宅
2日美和子に支えてもらいビールを買いに行く。
2024年6月6日(木)9:00〜9:30
泌尿器科
脚に震えがあり具合が悪く行きも帰りもタクシーを利用する。病院内は車いすである、カミさんが同伴なので楽である。
採血あり意外に混んでいた。
事前に説明書を受付に提出していたのだが、村上医師には通っていなかった。その場で村上医師は眼を通した。
鈴木作成
それにしては私の事例は初めてだ言うし
現在のホルモン剤は最も弱いもであり、他にホルモン剤を選択する余地はない、と言う。
今日の血液検査
PSA検査の結果は3.460高感度で陰性である。
2024年8月7日(水)11:00〜11:30
泌尿器科 村上先生
6月6日診察時の脚の不具合はホルモン剤によるものではないことが判明し、ホルモン療法の再開。
ピカルタミドOD錠 14錠即ち14日分、前回と同じ、8月7日付けの「くすりのしおり ピカルタミドOD錠80mg」をもらう。
リュープロレリンPRO注射、6か月間有効。2Fの注射室で実施。
5月23日渡された、ホルモン剤、リュープロレリン関連の書
NIPRO作成のリュープロレリンの冊子
6ヶ月間有効の説明が載ってないので、一寸古い。
日常生活の注意点
特別な注意点がないのが有難い。
2024年8月9日(金)
リュープリンPROの注射をして、昨日今日とビカルタミドを服用したが、発熱、歩行困難が発生しなかったので、5/25の発熱、6月6日の歩行困難は、ホルモン剤の副作用ではなく、
外傷性慢性硬膜下血種の影響であることが明らかである。
左手を使うことが多い。
2024年8月21日(水)
ビカルタミド、今朝服用して2週間、これでビカルタミドの服用は終了。
2024年11月27日(水)
この一ヶ月、目視で血尿が認められない。
と思ったら28日、血尿あり。
次回
泌尿器科
2025年2月5日(水)検体検査
2025年2月5日(水)注射
2025年2月5日(水)11:00〜11:30 村上先生
リュープロレリンPRO注射は6か月間有効なので、次回は2月となる。
薬品名、用語が複雑な世界である。
ピカルタミド
前立腺癌 の治療に用いられる 抗アンドロゲン薬
抗アンドロゲン薬(アンドロゲン=男性ホルモン)
ピカルタミド:非ステロイド系抗アンドロゲン薬、副腎から分泌される男性ホルモンの作用を抑える薬剤である。
アンドロゲン:男性ホルモンには主ンに6種類あり、これを総称してアンドロゲンと呼ぶ。
テストステロン:アンドロゲンの中で最も多く分泌される男性ホルモンの1つ
エストロゲン:エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類からなり、ステロイドホルモンの一種。一般にエストロジェン、卵胞ホルモンなどと呼ばれるが、主に女性ホルモンと呼ばれる[1]卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ゲスターゲン)の2種類があり、うち女性らしい体つきなどへの影響が大きいエストロゲンを特に指して女性ホルモンと呼ぶ場合もある。
LR-HRアゴニスト
LR:Luteinizing Hormone黄体化ホルモン(性腺刺激ホルモン)
LR-HR:黄体化ホルモン放出ホルモン
アゴニスト:agonist作用薬(反対語、拮抗薬)
アンタゴニスト:antagonists(拮抗薬, アンタゴニスト, 拮抗)
ホットフラッシュ:更年期障害
参考図書;赤倉功一郎著「前立腺がん」主婦の友社2023年12月31日発行