2008年7月10日
カミさんは用事があるので、一人で病院へ行く。入院慣れ(?)しているので問題なし・・のはずである。
入院係に入院の申込書及び誓約書を提出する。当然、診察券、保険証、医療券も提出する。
病棟へは行く順を口頭で説明を受け、案内係りなどはなしで一人でカルテを持って行く。
ナースセンターに行くと、例によって体重身長の測定をする。案内された病室差額ベッド代のかからない4人部屋、
おー誰もいない個室になるではないか・・でも、夜救急の患者が入る。
てっきり明日の手術かと思ったら、今日の午後である。そういえばT先生の手術日は月木と聞いていた。
今までの病院は入院した次の日が手術だったので勘違いしてしまった。いずれにしても手術は早い方が良い。
手術着に着替えて抗生物質を点滴をし、車いすで手術室に行く。もちろん昼食抜きである。部分麻酔なので浣腸はない。
手術台に寝て、鼻の部分だけ出すようにして顔を覆われて内視鏡による手術に入る。
部分麻酔なので、その注射を打つ部分に痛み止めを塗る。その時、コカインガーゼの声が聞こえ、
このような際に医用にコカインを使うのだと納得。
ほんの小部分なのだが、メスでゴリゴリやるのが感じられ、力で押さえられる痛みを感じる。
(通風を良くなるように骨壁を取り除き、そこから副鼻腔をふさいでいたポリープを取り除くのである。)
寝ている状態は白内障の手術と似ているが、こちらは骨壁を削り取る力仕事、吸引していても口の中に血が回ってくる。
20分以内、鼻腔に脱脂綿を詰めた状態で終了、切り取ったポリープは白く、悪性ではないのは明らかであった。
夕食後、鼻と頭に痛みを強く感じ、痛み止めの座薬を挿入する。鼻には水が入っても痛い、痛みを強く感じる場所でもある。
眼から涙が出るのが多い、これも手術の影響であるとのことである。
手術前から続けていた点滴は夜の8時に終わる。点滴は2種類あり、8時まで続けたのはソリタ-T3号、電解質製剤である。
スケジュール表にある、肺塞栓予防のためストッキング(弾性ストッキング)の着用、酸素吸入は省略。手術からガーゼの
抜き取りまでの時間が短縮されたためだろう。
7月11日
鼻に詰めたガーゼは夕方に抜き取る予定である。
ムコダイン錠(副鼻腔の膿を出し易くする)、クラリシッド錠(抗生物質)を今朝から服用する。
終日夕方を待つ。
ガーゼ抜き取る30分ほど前に痛み止めの座薬を挿入する。
ガーゼの抜き取り、痛い。血も出る。
鼻に綿球を詰めて終了のはずだったが、出血多く、局所止血材を詰める。これは予想外だ。
パジャマにも血が..
夕方より血止剤のトランサミンカプセルとアドナ錠を二日間服用することになった。
なお、鼻腔に血が出て来る時には口腔にも血が回って来るのである。
7月12日
止血剤を抜き取る。
鼻に詰めた綿球には血が付いてくる状態である。
医師は今日にも退院できるというが、安全を見て明日の退院にする。
昨日から体温が37℃を越える時がある、看護師は手術の後だからであると言う。
一箱持ってきたティッシュペーパーが足りなさそうで、一階の売店で一箱購入する、たった三日の入院でティッシュペーパー
一箱使ってしまうとは。
。
7月13日
退院、カミさんと次女が迎えに来る。
自宅に帰り、これで何事もなしと思っていたら、預けておいた眠剤と胃薬を返してもらうのを忘れていた。
病院からも渡すべき薬を忘れていたとのTELあり、手薄の日曜日の退院は要注意である。
まだ鼻に詰めた綿球に血が付いてくる。
7月14日
番外・生命保険の書類の依頼と忘れた薬をもらいに病院に行く。
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