2016年6月24日
4時、目覚める。
膝の上下(表側)、右尻に痛みあり、だるさのある痛みで耐え難し。
右脚痛みが激しいので、整形外科医院へ朝9時に電話し、市立病院に紹介状を書いて戴くようお願いする。
実際に電話したのはカミさんであり、時々私はベッドの上で寝たまま電話したので医院の看護士さんには失礼であったか。
市立病院にベッドを一つ確保したので10時半までに再診の2へ行くようにと指示を受ける(実際は初診の2)。
病院へはタクシーで行く。
病院での受付はスムーズで、「緊急入院」と赤字で書かれた札の入ったファイルが準備されていた。
市立病院病院入院
(実は整形外科診察歴のある大学病院をお願いしようと思ったが、緊急の痛みであり、アクセスの便利さから市立病院の紹介をおねがいした。)
心電図,
ABI、HIV採血検査、腰、胸のレントゲン撮影。全部車椅子に乗っての移動。
痛み止め血栓防止剤の点滴
夕方、MRI検査。
夜、右尻の痛み強く感じる。
会社に休み事情のメールを書く。
入院で貰った薬は朝リリカ75mgテプレノン50mgセレコックス100mgメチコバール500各一錠、夕も朝と同じ。
プレドニゾロン、アクトネルは服用中のものを持参。
リリカの注意書きをもらう。
リリカは服用していたが、注意書きをもらうのは初めて、普及したためか、問い合わせが多いためか。
6月25日
3時間くらい眠ったものの、右尻、膝及びその上下(脚の前側)に悩まされ、痛い辛い。
癌患者の痛みに比べればさほどのこともないはずと考えても痛いだるい。
8時頃痛み止めの座薬を、11時頃痛み止めの点滴をした。看護士が点滴の針先を血管からずらしてしまって腫れ、再設定した。医師の点滴の不手際は珍しくないが。
その結果、痛みの低減した部分があり、効果がないと考えたのは錯誤であった。
しかし、看護士を呼び車椅子で行くトイレの惨めさ。
通じがない、月曜日からか?、今日は土曜日。
食事の前の手の消毒、熱タオルはタオルでなく使い捨ての不織布となっている。衛生上の問題からであろう。
6月26日
午前3時、ボルタレン座薬を入れてもらう。
11時段階の感想、期待が大きいとがっかりするがまあまあの効果がある。
膝、尻の軽い痛み残る。
点滴、各50ml
アリプロスト(白濁) 血管をひろげる働きがある。
ノイロトロピン(透明) ビタミンB1、B2、B6、B12を配合した複合ビタミン薬。
寝ているとほとんど痛みを感じず、これらの点滴も効果がある。
脚の付け根が痛い。
100%の効果でなくても入院での体験で効果があるのは確か。・・・と素直に考えるようになった。
排便
神経痛では排尿障害も起こるもので、
今朝午前中、一回も排尿がなかった。これも神経痛の排尿障害か、排尿障害は尿漏れだけでなく尿が出ないことを含んでいることを知る。
6月27日
0時に睡眠導入剤ルネスタを服用し3時40分に目覚めた。
脚の脛が極めて痛い、当然右脚。痛み止め座薬を挿入してもらう。
病棟を東3から整形外科病棟西4に移動する。
今日は神経根ブロックの日
医師談
レントゲン写真およびMRIをみて脊椎4番目に大きくヘルニアがあり、右脚痛みと関連大。
ヘルニアの部分以外は整形外科医院で撮影したもの(2015年7月4日)とほぼ同じ。
ヘルニアは径3,4mm程度(?)の物がはみ出ており、これが神経を圧迫している。
脊椎狭窄は通常径15,16mmなのが3,4mmに狭まっている。
神経根ブロックの前に
「脊髄造影検査および脊髄造影後CT検査」
(ミエログラフィーと言うらしい。)
スケジュール表がある。
スケジュール表ではこの検査だけで終わりのようだが、
病室に戻らず直ぐに、「神経根ブロックおよび神経根造影検査」があり、
神経根ブロック注射実施!!
「神経根に針が触れると足に痛みが走る」とのことで痛みを心配したが、瞬間ピリッと来るだけであった。
右脚、寝ているだけで痛みがあったのが、痛みゼロ。
歩くと右膝及び膝上に若干痛みあり。
6月28日
早朝というより未明、右脛、右尻に痛みあり。
膝上も
KA先生の話では神経根ブロックは位置を確認するためのものであるとのっこと。
痛みは完全には消えず、K先生に手術をお願いした結果、7月14日(木)に手術を予定し、手術前に検査等で一週間余裕が必要であり、7月1日(金)に一旦退院し、7月8日(金)に再入院することになった。
6月30日
昨日寝る頃右脚脛一寸右が痛かったがルネスタを服用したことで4時間は眠れ、右腰が痛い。
明日一応退院なのでレントゲン撮影、それがグワーっとエビぞりになっての地獄のレントゲン撮影。
7月1日
一時退院(手術日の都合に依る)。
早朝点滴してから退院のはずが点滴は10時過ぎになり、遅れての退院になる。
セレコックス錠100mg、リリカカプセル75mg、、メチコバール錠500μg朝夕各一錠、テプレノンカプセル50mg「トーワ」、ジクロロフェナクナトリウム坐剤50mg「JG」(=ボルタレン)をもらう。
病院事情、病室でかって使っていたパソコン、DVDデッキの使用、スマホ、携帯への充電は禁止されている。
1000ポイント1000円のテレビカードで使えるのは、テレビ 1ポイント/1min.、パソコン(ロビーの)100ポイント/10min.、冷蔵庫00ポイント/24hrs.
7月2日
排便あり。
7月3日
数歩は歩けてもそれ以上は特に膝が痛くて歩けない。髪が伸びているので散髪屋に行きたいのだが、近くの散髪屋にも歩いて行けない。
何時もの散髪屋にタクシーで往復するか、車椅子があればなんとかなるか等々考えた末、カミさんが通っている美容院に出張散髪をしてもらうことになった。
料金出張費1000円込みで4900円、安くはないがさっぱりした。
7月5日
眠剤使用
7月6日
座薬使用
7月7日
眠剤使用、昨晩下剤服用せしも便意感ぜず。
7月8日
眠剤、座薬使用。
再入院の日、407号室。
参院選不在者投票。
前回入院中、病院で当日入院していなくても7/8病院不在者投票に登録するようにとのことで登録しておいたが、7/8は自宅でであり、今日区役所の不在者投票に行ったら、投票済みだと言われ、
事情を話し納得してもらえたが投票するにはかなり時間がかかりそうで、何十年ぶりの棄権となった。変な話だ。
病院、入院手続き時間がかかり、手続き終了は1時半過ぎ。
お昼は食べたので文句は言えないか。
15年前お世話になった斎藤京先生に一言挨拶しようと外来に行ったが忙しく会えず、午後病室に来られた。
覚えておられるかは?
病名は腰部脊椎管狭窄症だが、腰椎変性側弯症もある。脊椎固定術で3,4,5を固定する。
脊椎固定術スケジュール表が来る。
「脊椎固定術 スケジュール表」
病名は腰部脊柱管狭窄症。
夜、弾性ストッキングの採寸。
7月9日
レンドルミンD、効果薄。
尿瓶を用意してもらい、深夜3回使用。何時もはおまじないで置いてたのに、使ったのは初めてのような気がする。
排便あり。
カミさん、タオル、爪楊枝を持って来て、書類に判を押し、汚れた下着を持って帰る。
7月11日
レンドルミンD、効いて4時間熟睡。
コルセットの採寸。
7月15日に出来てくる予定。44740円也。
7月12日
手術に備えて便秘薬プルセニド二錠服用。
7月13日
407→417(観察室二人部屋)
入院時投薬、セレコックス錠100mg、ミオナール錠50mg、メチコバール錠500μg朝夕各一錠、アルロイドG。
排便せず、座薬の便秘薬(新レシカルボン坐剤?)を使用する。
排便あり。
かってと違って、手術当日浣腸をするのではなく、前日に便秘の薬で排便し、大人用オムツを使うようになっている。
7月14日手術。
病室に戻ったのが午後3時で、手術時間5時間、今まで受けた手術で最長だ。
7月15日
レペタン坐剤0.4mgをもらう。
レペタンはモルヒネをしのぐ鎮痛作用がある。モルヒネ以上があったのか。
7月16日
ウンチをしようと思ったら、コルセットを嵌め、歩ける力がないので超大変。
抗生物質の点滴終了、ドレイン外す、尿管外す。
出来上がったコルセット。
7月17日
→402号室
13:24 地震、震度4。
7月18日
抗生物質の点滴終了。
7月19日
6:00 37.0℃
コルセットを嵌めると、下半身が赤紫(紅斑)になる。
リハビリ中、長野製作所の担当者が来て打ち合わせ。
身体を起こすとそうなることを確認。
コルセットの下部を削って貰う。
改善の効果は認められず。
医師も看護士も問題を大きく捉えないので、様子を見ることにする。
後日、目立たなくなる。真っ黒な貧血の点滴液が関連するのか。
7月20日
地震あり、震度4?
部長回診。
9:50 37.1℃、排便あり、シャワーを浴びる。
術後初めてのシャワーで、退院前日までシャワーなし。
7月21日
→407号室へ
コルセット代44740円(2040円税込み)、長野製作所に支払う。後に保健組合より補助を受けるつもり。
傷口のヒリヒリ、足先の痺れ感あり、排便あり。
永六輔氏の死を知る。山梨の内藤いずみさんも予期していたとは言え、がっくりだろう。
7月22日
a.m.リハビリ、バス停杖歩行。
右腰っ骨に痛み感じる。
7月24日
座っていると、腰左後ろに痛みあり。リハビリ(歩行)から発生するものか、医師には訴えず。
夜、下剤を貰う。
会社より給料明細が送られて来る(自宅に)。
ヒロ子、和佳子来たる。
7月25日(月)
深夜採血、排便あり。
K先生よりレントゲン写真の説明を受ける。
表面から見た画像で、左が手術前、右が脊椎を固定したレントゲン写真、
腰椎 L1 L2 L3 L4 L5のうち、L3L4L5に左右からボルトが入っている。
横から見たレントゲン写真、左下の円形から多方向に伸びるネジは右脚の人工股関節の上部。
ネジは真横では後の方から差し込まれている。
金属はチタン合金、広げた脊椎の間には削った骨が入っている。
コルセット、最低三ヶ月の着用が必要とのこと。
夜、会社の長谷川部長と水迫課長が見舞いに来る。
7月26日
病棟内、歩行器歩行から杖歩行についてなる。
7月27日
回診、背中に貼ってあった絆創膏類を剥がす。
→
肉がだぶついているだけではなく、縫われてよじれているのでもある。
縦約8cm横約7cm
入浴可とのこと。
7月28日
明日退院なので、リハビリは今日が最後となり、理学療法士のMさんより「日常汚れた生活上の姿勢や動作における注意事項」パンフレットをもらう。
「日常生活上の姿勢や動作における注意事項」
よくみると腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症共通の資料。
退院直前の採血、レントゲン撮影、問題なく退院できるはず。
K先生談「三ヶ月後にCT SCAN、サッカー観戦等、やれることはやって下さい。」
尋ねるのを忘れていたことで、「右脚付け根辺りに貼られていたフィルムを剥がしていいかどうか」訊いたところ、「手術の際、水膨れがあって貼ったので、剥がしても構わない」とのことであった。
7月29日
早朝K先生の問診を受け退院。暑い。
薬はセルコックス錠100mg、ミオナール50mg、メチコバール500μg、テプレノンカプセル50mg「トーワ」、朝夕食後各一錠、一カプセル。
要望して、アルロイドG内用液5%、ブロチゾラムOD錠0.25mgを戴く。各二週分。