8月17日
リハビリテーションセンターへ転院の日。
朝6:30頃、最後の荷物を整えてるところ、カミさん、次女が迎えに来る。
玄関でk君の車に乗り込もうとするところに、散歩の途中だったのか、aさんに会い、また、別れの言葉を重ねる。
伊豆までは熱海近辺の海辺を通り、山を越えての道で、海を見たのは何年ぶりになることだろうか。
病院に着いたのは10時頃で、制限時間の11時には十分に間に合った。
入院手続きをし、505号室に入る。診察、病棟案内で今日の一日が終わる。明日は検査があり、リハビリは来週からになりそう。
入院患者はリハビリを受けるだけあって、重い人(脳卒中)が多い。
8月18日
朝6時に天候、検温などの放送がある。
病院の場合、パジャマで過ごす人が多いが、ここでははっきり着替えるようになっている。
目が覚めてるので朝6時頃に採尿、採血も行う。夜勤の看護師の松戸さんが採血、大きいシリンジに採血し、3本に小分けする。
病窓の風景、朝霧の中の山川、昨日までとの落差大。
カミさん、次女帰る。
夕刻、リハビリ担当者のa先生の検査等を受ける。ここでも今までの病歴を訊かれる。我ながら説明がへただなあと思ったりする。
明日からリハビリが始まる。11:00から1時間の予定。
この病院のナースコールは「乙女の祈り」。
右図はこの病院で服用した薬、今では錠剤の写真付きの説明書が渡されるようになっている。
8月19日
サナトリウム、今はそういうようなものはないのだろうが、何となくその言葉が浮かんできた。
魔の山。
PCのネットが使えないので、いい加減なメール一日何十通と来て、何十日分も溜まる。すごい量になるなあ。
転院以来通じあり。
10:00からo先生の診察、血液検査で中性脂肪が150で高い(上限130)以外は問題ないとのこと。
11:00からリハビリ、前の病院とはかなり異なった方法である。
食堂、今日から指定席、窓際だがこれも良し。食事は重症者以外食堂で食べることになっており、人数が多く、入院新人は皆が食べ終わった後、二番手で呼ばれて食べることになる。退院者があり一番手に入ったわけである。
8月20日
リハビリは土曜隔週で今日は休み。自己流リハビリ(右膝を上げる、両足を広げる)を実施する。
シャワーを浴び、洗濯もする。入院しての洗濯は全く初めてである。
TVの天気予報、東海北陸とまとめられており、加賀地方能登地方の予報に一寸懐かしさを感じる。霊南霊北の言葉にも。
505号室、5名患者がいるが、最重症者と最軽症者が別になってる感じ、なお、最軽症者は自分。
前の病院のaさん今日退院したはず、子供達の笑顔に囲まれているのだろう。
8月21日
朝、晴れてると思ってたら、雨、慌てて昨日乾した洗濯物を入れる。すぐやみ青空が見えたと思ったら、そのうち雷も鳴る。伊豆の天候は一寸違うようだ。
さすが日曜日、家族の訪れる患者が多い。
自己流リハビリをする。
8月22日
看護師のxさんに「なじんでいますか」と訊かれ「まだまだ}と応える。
午前のリハビリの後、「プールでのリハビリをやりませんか」と訊かれ、「やります、やります」と応え、午後20分間やることになった。今日は初日で軽く歩くだけで15分にしたが、結構疲労感が大きい。なお、プールはこれから毎日続く。
水着は家族に買って貰ったMのサイズでぴったりだった。
プールのせいか、その後飲んだ冷たい伊右衛門茶のせいか、夕方腹痛を感じトイレに行く。やや軟らかい便が出た、それだけ。
朝昼の食事は二種類から希望が出せることなので、来週分の希望を出す。
今日の夕食はマーボー豆腐にギョーザ、前の病院にはないメニューである。
8月23日
NHKの今日の健康20:30「ペインクリニック」で帯状疱疹が取り上げられ、後(ご)神経痛は10%程度とのことであり、後神経痛には抗うつ剤抗けいれん剤が有効とのことである。要するに痛みが残るのではなく、痛みをコントロールする部分に変調を来たすようである。
8月24日
朝、洗濯する。天候が怪しげなので朝乾し、パジャマは一部未乾燥だが夕方取り入れる。
505から502号室に引っ越す。502はナースセンターより更に遠い6人部屋である。なお、真ん中のベッド。
505号室同様、全員が脳血管系疾病である。
505のiさんは修善寺の特養桃杏荘(?)に行くようだ。子供はいても配偶者がいないと寂しいものである。
8月25日
リハビリで、踵を先につけて指で蹴るようにして歩くようにと、基本を学ぶ。
プールは今日から20分間入ることのした。
台風11号今夜接近、病窓風雨吹き荒れる。
8月26日
11号、伊豆を一寸はずし、千葉に上陸、病窓は台風一過の風景。
このベッドからは狩野川の瀬の音が雨の音のように聞こえる。
部屋のhさんが外泊で、静かであるw。
8月27日
23日以来通じがなく、昨晩便秘の薬(プセリド?)服用したところ、夜中に水と一緒に睡眠剤を服用時、便意を感じ、ちょろっと出る。
隔週土曜日のリハビリは午前中の実施で、ストレッチングはなしで自転車漕ぎを始める。
プールも午前中、昨日今日と一人だけ、なお、一昨日までは三人前後。
シャワーも浴び、洗濯もする。毎日プールに入ってると何時シャワー浴びたのか定かではなくなって来る。
兄より手紙が来る。
8月28日
カミさん、長女家族来たりて外出す。
新聞、菓子、DVDの差し入れあり。
修善寺駅でPHSに繋ぎ、HPのBBSの不適当な書き込みを削除する。メールもチェックする。 その後、西伊豆スカイラインをドライブし、戸田、土肥の海を遠くから眺める。やや曇っていたのが残念、標高900m、結構高さを感じる。西伊豆高原と言うのも的外れではない。
magoクンは相変わらずである。何時になったらjiiと言ってくれることやら。
兄へのはがきを書き、投函するように妻に頼む。
後から気が付いたのだが、病院の玄関前にポストがあった。
8月29日
magoクン等、今日観光して帰るはず。
午前中、1.5時間のリハビリ、結構応える。午後のプールは2名。
一寸間食する、カミさんの持ってきてくれた菓子がプレッツェル、それもオーストリア製なのだ。
明日からの薬はこの病院でのもので、成分は同じでも名称が異なるものが処方される。プレドニゾロンはプレドニン、ベネット錠はアクトネル2.5mg、イムランはプレディニンである。楽なことに朝昼夕、その時服用するのがパックにまとまっている。
夜、花火の音が聞こえる。今日外泊から戻ったhさんによると、妙徳寺(?)(下の神様、失禁のお守り)の祭りの花火だそうだ。
8月30日
リハビリのi先生に靴下を履く道具を見せて貰う。2〜3千円のものはやや丸みの帯びたプラスチックの板に紐のついたもの、もっと高いものもある。女性がストッキングを履く場合必要かもしれないが、特に必要性を感じず、値段も高い。
リハビリで一寸外を歩く。外は良い。
自転車こぎで隣の婦人と話し、「信濃町の病院は人が多く、小さな町みたい」と聞かされ、「確かに」と応える。
mの持って来てくれたDVDを見る。J1の前前節だったかのレッズ対神戸戦の録画である。新外国人ポンテは素晴らしい。なお、試合は引き分け、神戸も強くなった。
昨日眼鏡を尻に敷いて壊した件で家に電話すると、昨日magoクンが風邪をひき、早めに帰ったが都内は渋滞で大変だったとのこと。
おーいmagoクン懲りずに来てくれ。
hさん「てんぐさ採りの季節だなあ」と話す、この地域の季節を感じるなあ。
8月31日
洗濯、シャワー。洗濯物は屋上に乾す、まあ降らないだろう。
PHSが使えないので1000円のテレカを購入する、コーヒー用の砂糖も購入。
看護師に「衆議院選挙の不在者投票をしますか」と訊かれ、「誰が立候補してるのかも判らないので今回は遠慮する」と伝える。
9月1日
昼近く、川沿いを軽く散歩する。せせらぎと蝉の声、少年の頃を思い起こさせる川の風景である。釣りする人々も風景なり、糸先に鱗輝く魚があり、友釣りなのだろう。一寸汗ばむ。
プールで片足立ちすると、右ひざと左脚付け根近くが痛い。
日曜日の外出届提出、昨日洗濯したのものの取り入れ、ボールペンの購入。
録画したDVDで再生不可のものあり、デジタル放送を録画したので再生不可なのだろう。
9月2日
朝、部屋の中でこおろぎの声が聞こえる。確かにこれを書いてる夜、虫の声が聞こえ、秋を知らさせられる。
脚の痛みについて、PTのa先生に話し、定期診察のo先生にも話したところ、湿布薬が出た(経皮吸収型鎮痛消炎剤 フェルビナクP「EMEG」救急薬品工業製、エーザイ販売)。病院で湿布薬を貰ったのは初めて。
病院柄、病室でPT、OT、STの言葉が飛び交う。PT(PhysicalTherapy)が理学、OT(Occupational Therapy)が作業、ST(Speech Therapy)が言語のトレーニングを表わす。
夕方、災害訓練、場所柄東海沖地震を想定したものだが、ほぼ1時間かかりる本格的なものである。
9月3日
朝の陽射し病室の奥まで入る。
病院のTVは地域でアンテナを立てて受信しケーブルで流しているもので、病室設置以外のTVは使用しないように言われている。たまたま教育TV(ch3)などが「受信してません」の表示が出る時がある、何かの調整中なのだろうがこんなTVは珍しい。
5Fで始めての自主トレ、洗濯、シャワー、クリープ購入。
9月4日
朝、サイレンが鳴る。この地域の防災訓練である。さすが東海地区。
午前中、自転車を入れた自主トレ。
カミさん、次女来る。10時頃で早くてびっくり。
介護保険の更新について、主治医を手術した病院にするのか、ここにするのか、どうなるんだろうと心配していたが、看護婦の関野さんが「この病院のハンコ(住所、病院名、医師名)押しますよ」と、なんの心配もなかった。
昼三人で、修善寺駅前の「紅ほうずき」で蕎麦を食べる、細い蕎麦である。PCのチェックもする。雨が降り出したのでMcでカフェオレを飲んで病院に帰る。
眼鏡の修理は保障期間内の可能性もあり、持って帰って浦和の「和真」でしてもらうことにした。
9月5日
前の病院では朝食に納豆が時々出ていたが、ここでは薬との反応性で出ることはない。
今日は血圧と体重を測る日とのこと。体重62kg、一寸多い。
台風16号九州を目指して北上中、その影響を受けて、伊豆も雨、明日も雨の一日になりそう。
ステロイドは血液の流れを悪くする副作用があるので、脳梗塞の副作用もあるのではないかと看護婦の関野さんに尋ねたところ、副作用としてあるが、特別多いと言うわけではないとのことであった。
隣のwさんからミカンをもらう。
9月6日
カミさん、次女、昨日雨の中、天城峠のトンネルに行ったそうだ。雨の中でも良かったとか。
一昨日持って来た梨を三人で食べる。
修理の眼鏡と介護保険の更新の用紙を持って帰る。
土産の温泉饅頭2個、家族が帰った後、食べる 。
鼻の辺りの違和感から風邪の可能性がありそうなので売店でリポDを買って飲む。
9月7日
台風16号日本海通過中、午前中雨の合間に、晴れを見込んで洗濯したが、雨風強くなかなか乾せず、治まった午後4時過ぎに乾す。夜雨降らないでくれ。
今日からレンドルミンよりも効果的な睡眠剤DORAL(ドラール)15mg錠を試すことになった。
3錠もらい、良ければこれに変更する予定である。
9月8日
ドラールの効き具合はいまいち不明。11時に服薬し、入眠したのは12時過ぎ、4時過ぎに覚醒した。
今晩も試す予定である。
台風一過、まさに青空、結構暑い一日だった。
9月9日
ドラール、まあまあか。
定期診察日、先週より力が付いてきたと言われ自分でもそのような気がする。なお、杖なしで歩けば、右足が痛いのでまだまだである(膝の上下が痛む)。
顔も締まってきたと言われ、一石二鳥と応えたが、よく見れば余分な脂肪が多く外交辞令であったか。
病室で女性の言語障害が少ないと、話題になり一度医師に確認の必要あり。
9月10日
土曜日、隔週のリハビリでプールは私一人である。会話したりするわけではないが、一寸さびしい感じがする。
ドラール錠まあまあと言うことで10錠貰う。
川岸は殺虫剤を撒いたとかで散歩ができない。
hさんは完全に風邪をひいたようだ。私も数日前より不快感がありリポDを今も服用中である。
久々も久々、NHKの地上波でレッズ対大分を放映、食事時間の関係でロスタイムまで見なかったが、1-2の負け。 病院では誰も見てる人がなさそうで、レッズもまだまだ、サッカーもまだまだ。
9月11日
ドラール錠継続、電波状態が悪いせいもあり、ラジオ深夜便とも縁がなくなった。
家より修繕した眼鏡が送られてきた。リポD、テッシュペーパーなどが同梱。
なお、視力も安定して来てるようなので、退院後遠近両用を作成の予定である。
さいたま市の話では介護保険の更新の認定は伊豆市ではやらないとのことで、
外泊か退院後、さいたま市で認定を受ける予定にする。同室者の話によれば伊豆市は複雑そうである。
川沿い散歩して、釣り人多けれど、釣上げの図は見れないものである。
担当看護婦のsさんは明日から5日間夏(?)休み、ゆっくり休んで下さい。
大相撲は入院中の見物なのだが、夕食が6時10分前には始まるので、横綱、大関の試合を観ることができない。
今晩は衆院選挙速報で就寝は遅くなりそう、と思ったが大勢がすぐ分かり、TV見る予定全く無し。
9月12日
リハビリ等順調にこなす。
兄より手紙来る、叔父の心臓手術の件、9月4日の墓参りの件、幼児の思い出、などなど。
mさんのお母さんは伊勢湾台風で亡くなられたそうだ。私が中学生の頃だ。なお、hさんの兄弟子は狩野川台風で亡くなられたそうだ。
9月13日
兄に返信出す。
トイレの帰り、mさんから脚の音がスムーズになってるとのこと、かなり改善されたかな。mさんは目など不確かだが、耳は確かである。
会社OB(この4月定年)のnさん見合いに来る。入院は知らせてなかったのだが、中野さんの方から連絡があっての見舞い。車で1時間くらいで来れるとのこと。
定年後の話が話題になる。現在特に仕事はしてないとのこと。時たま家庭菜園をやるとのことで、これが健康に一番かも知れない。
9月14日
PT、散歩、プール、シャワー、洗濯、まさに日常なり。なお、散歩は外へ、橋のところまで行く。違反?。
9月15日
湿布薬減ってきたので、更に3袋貰ったが、塗り薬のも使い易いとのことで塗り薬ももらった。成分は同じとのことだが、サリチル酸メチルが主成分で三笠製薬製で商品名は「スチックゼノールA」である。
9月16日
ドラール錠を継続しているが、レンドルミンよりは良さそう。
ここに入院して、丁度1ケ月、丁度診察日でo先生の診察があった。膝を上に上げる筋力は向上しているが、更に必要。脚を広げる筋力は弱く、この向上も必要とのこと。
明日から3連休だが、明日の午前中、PTとプールがある。
9月17日
十五夜、満月である。一応デジカメで撮影。夕ご飯で団子が出るわけではなかった。
夜、hさんmさんと天ぐさ、水羊羹の作成に話題がはずむ。料理教室である。
なお、wさんが入ると下田の御用邸が話題になることが多い。話は別だがwさんによるとツイカズラの煎じ薬はイソジン並みの効果があり、リウマチにも効果があるとのことである。
9月18日
朝、散歩し、橋のたもとの釣宿の看板を見たら、おとり600円、釣料金1600円、駐車場600円、それなりの金額だ。そう簡単には趣味にできない。
十五夜、今日だって、騙された。それでも満月文句言うことなし。
hさんは70歳になれば医療費が安くなるのに、早く病気になりすぎたとぼやいている。
9月19日
wさん何時も20分着替えられのが30分かかったと嘆いている。一方食事の選択(朝夕の食事は○を付けて選べる)の○が枠内に書け、きれいな○だと安心している。
9月20日
朝、曇り空、秋の観強し。あちこちに彼岸花が見える。
病院の食堂の氷を使いアイスコーヒーを作る。
オオタカ青年のキャラメルにハギワラ老人涙する。
hさん29日退院?
9月21日
一寸風邪気味か、のどがいがらっぽい。プールは休まなかったが、自主トレは自主休業。
明日からmさん3泊の外泊、明日の午後は担当医師、PT,OT,STのそれぞれの先生、ケアマネ、工事請負人、奥さん、本人、で自宅の改造計画を確認するとのことである。なお、これが退院の前提になるとのことである。さいたまにはこのようなシステムはないのではないか。
wさんyさんも明後日から外泊の予定。
9月22日
採血、採尿。
mさん帰宅外泊す。25日は帰ってくる予定。病院に「帰って来る」、どういうこっちゃ。
9月23日
風邪、のど不調続く。今日から三連休だが、自主トレも抑え、休養とする。wさん、yさんも外泊。
9月24日
風邪、昼に37℃を一寸超えた。ほぼ一日中寝てる。
9月25日
カミさん叔母さん来る。ハンバーガーを食べ、くずもちも食べる。久々の大食い。風邪も吹っ飛ぶか。
叔母さんはトレーニングに通ってるとのことで前よりスマートになっている。
9月26日
朝、38.6℃の体温、当然リハビリは休む。
ステロイド服用以来の感染症だ。危険。
カミさん、叔母と外食の予定もキャンセルする。
特別の服薬なく、水枕だけだが夕方には平熱近くなってくる。
9月27日
下剤は飲んだが、眠剤は服用せず朝(4時頃?)まで眠れた。
熱も下がり、午前中のリハビリのみ受ける。疲労感はやや強い。
なお、PTのa先生は今週は夏休み、ストレッチングは省略される。
午後、会社OBのNさんが見舞いに訪ねてくる。大仁に用事があったので、寄って見たとのこと。家庭農園もやっており、充実している様子。若干話題が会社のにも及ぶ。
会社辞めたら、血圧も下がり、胃潰瘍も治ったような様子である。
久々にシャワーを浴びる。
のどはいがらっぽいのでトローチをもらう。
9月28日
残ったくずもちを食べる。プールで測った体重は増えていない。
クラークさんに保険関連の書類を提出する。クラークさん笑顔が素敵。
兄より手紙来る。s叔父さん、心臓術後順調なようす。車椅子に関する勘違いの記載もあり。
9月29日
兄、magoクンに葉書出す。
hさん退院す。その後には別なwさん。それが同室のwさんの親戚とのこと、まさに伊豆県立病院だ。
風邪は治ったようなそうでないような。なお、リハビリ、プールは続けている。
9月30日
o先生の診察日、脚を上にあげる力、伸ばした脚を曲げさせまいとする力、両膝を開く力、いずれも上昇しているとの診断。右手の握力(37kg)は前回に較べて低下、これはたまたま、前回が良すぎただけだと思える。
診察の項目は何時も以上の4項目である。
退院について話してみたところ、10月いっぱいの風であった。なお、本人家族が望めば早期の退院も可能とのことであるが。
風邪(?)、長年の経験によれば、右鼻の下にデキモノ状のものができ、もうすぐ終息のようす。
10月1日
ついに10月、秋だああ!
午前中、橋の向こうまで散歩する。青さぎが一羽川岸の岩の上にジーッと立っている。
10月2日
朝6:10分頃、山の端に日の出が観察できる。散歩に出て秋の小景をカメラに収める。
1,2週間、ふけが多いなと思っていたら、左右の眼の間に白くふけ(かさぶた)状のものが剥がれてくる。落葉状?まさかと思うが。
10月3日
やや暑いが秋らしい晴れた一日、PTのa先生休み明けで出院(?)。自転車を負荷50W20分にアップ。
今日は全員の血圧体重測定日、体重、着衣で62.6kg、血圧108/60。
10月4日
プールに体重計が新設になった。入る前の水着だけで60kg、ウーム減っていない。
減量も大事だが筋肉量が重要な段階。
予報に反して晴れ、一寸洗濯する。
散髪をしたいとは思うが。
ついこの間出した傷病手当金の申請書類ができてきた。速い。
10月5日
終日ポツリポツリの雨、秋である。
身体を横にして脚を揚げるリハビリ開始、ばね台を高くしたら効果大。
10月6日
一昨日昨日と服用し続けた下剤プルゼニドのせいか、昼からトイレ通いが続き、プールは休む、自主トレも。
但し、シャワー、洗濯を実行。
hさんが外来で来院し、病棟にも顔を出す。入院中写した写真をもらう。
mさん出張歯科の治療を受ける。患者は少なく、ボランティアとしか言いようがない歯科医である。
10月7日
特別散歩もせず、午後小雨降る秋の一日。
o先生夏休みだった。忘れてた。
10月8日
病室で伊豆の土産が話題になり、花豆、ヤーコーン、干し椎茸、天草に尽きるとのことだが...。
aw氏外泊。
10月9日
小雨、magoの運動会どうなってんだろう。ビデオなどちゃんと撮ってるんだろうな。
とんびが一羽ゆっくりと舞う。
wさんの奥さんヤーコーンを持参したのでmさんと一寸食べて見る。見た感じはできの悪いサツマイモのようだが、生で食べれて梨に近い味わいがある。
10月10日
昨日に続いて小雨続く。
wさんの親戚が見舞いに現れ、伊豆の椎茸(乾し)は特に美味しいとの話をしていた。
今日の治療薬2005年版を読むと、「ステロイドの特に注意すべき副作用、高頻度、重症化しやすいものに脳梗塞」が記載されていた。
前の病院で天疱瘡のaさんと話してたのだが、aさん私にも共通するなみだ目もステロイドの副作用なのだろうか。
便秘なので昼から下剤を飲む、昨晩も服用。
血圧100/60。
10月11日
PT、今日から5Fでやることになった。先生は同じだが道具が少ない。
セラバンド(緑)と歯ブラシ、パックのほうじ茶を購入。
hさん退院。
10月12日
杖なしで歩いてa先生より80点?もらう。
風邪はほぼ治ったがイソジンをもらう。
10月13日
薬2週間分もらう、退院2週間先?!。
伊豆のこの近辺にイノシシ、シカの多いことが話題になる。イノシシは美味いまずいが多いとか、シカは獲り立ては刺身が美味いとか。
別なwさんよりサツマイモをもらう。
「さつまいも、食べて退院の、日近し」
かって、突然、歯茎の痛みからミゾオチへの痛みの連動をHIS(昨年の8/12の日記に記載)として時たま記していたが、この入院時その痛みを感じることがない。NHKで放映していたけいれん性狭心症に近いものだったのかもしれない。
最近その症状がないのは、リハビリで運動しているのが作用しているのかも知れない。
10月14日
看護婦さんに手術の傷の長さを測ってもらう。右12.5cm、左傷跡は薄くなってるが、14.0cm、術式の違いだろう。
o先生の診察あり、予定通り、かなり良くなっている、家族と退院について相談するようにとのことであった。
10月15日
午前中晴れていたので洗濯、ところが、夕方雨に降られて乾燥機を使用したが、乾燥不十分で部屋に乾す。 乾燥機の機能は期待以下で、前の病院でa氏が言っていたな。
AM6:22血圧105/76脈64/機器測定,AM6:23血圧107/75脈63/機器測定
10月16日
病院で出張散髪、理髪師は70歳くらいのおばあさん、例によって剃刀は使わず、なお、シャンプーはなしで自分でする。
隣のwさんより、ゆでたサツマ芋と紫芋をもらう。紫芋はまさに紫、黒いくらいである。家族にも一部食させる。
今日から明後日まで観光外泊、湯ヶ島温泉白壁荘、バリアフリーに配慮がある。
井上靖の猟銃の原稿が飾ってあるなどして文学的雰囲気がある。
10月17日
雨、小雨である。
次女が修禅寺を見たことがないとのことで、修善寺に行く。ところが修禅寺は大修理中で幕に覆われ見ることができなかった。カミさんと娘が源頼家の墓を見に行く。
昼は修善寺駅前でラーメンを食べる。久々のラーメン、美味い。
留守中、同室だったhさんが来られ、ミカンを二つ置いて行かれる。
10月18日
朝から雨。
タクシーで観光を兼ねて、天城トンネル、旧街道を観る。
途中、わさびソフトクリームを食べる、意外にい美味しい。
昼近く、病院に戻り、手前の橋のたもとの喫茶店「オリーブ」で昼食をとる、ピザとコーヒーこれも実に久々のものである。
店の人がおばあさんの薬をもらいに行くとのことで、病院まで送ってもらう。
magoクンより葉書がくる。運動会が中止、残念!
10月19日
久々の外泊の影響か疲労感を感ずる。
最後から2回目になるはずの洗濯をする。洗剤600g近く使い、後一回分残すのみ。2ヶ月で洗剤は600gほど使うものなりの結論を得る。なお、病院で自分で洗濯するのは今回入院が初めてである。
厚労省による平成17年度「受療行動調査」があり、応えて調査票を提出する。
wさんよりサツマ芋、紫芋に加えて次郎柿も頂く。
2004年10月20日
リハビリ順調、ptのo先生に26日退院の予定を話す。来週月曜か火曜に身体状況の最終チェックをすることのなった。
担当のo先生にも会ったので直接退院のことを話す。担当看護婦のsさんにも会えたので話す。
hさん来院、元気そうである。面倒なので余り杖は使わないと話していた。滝の写真を一枚頂く。
機器による血圧測定テスト。
PM7:21右腕116/70、脈75、PM7:23左102/83,?、PM7:24左腕浅めに入れる126/86,67、PM7:25左腕深めに入れる114/70,79。
10月21日
o先生の診察、退院予定通りとのこと。
PTで階段の練習あり、練習しても手摺りの無い階段は使用するつもりはない。そんなわけで「カメラのさくらや」の2Fに行くつもりはない。 水車小屋辺りまで散歩する。
2004年10月22日
土曜だが、午前中リハビリあり。
40分ほど橋を越えてを散歩する。実際の道路を歩くのは結構ハードである。
稲刈りは終わっており、秋の深さを感じさせられる。
水車小屋は小さな野菜市になっていた。
隣のベッドのwさんの家族が見えられ、紫芋を戴く。実に健康に良さそうな感じのする食品である。
PM1:53血圧105/63脈74/機器測定
10月23日
昨日に続き、1時間ほど散歩する。
経験として入ってみよう思い病院の銭湯に行ってみたら、中は小さな温泉風で良いのだが、手摺りはないので入るのは遠慮した。
2004年10月24日
朝の光の中で、目をつぶっているとオレンジ色に見える。手で覆うと青色に見える。
血圧90/60。
採血、この7月の入院から採血の痕が広く残るようになった気がする。
かって、両腕を見て歳をとると、血管が浮き出るものなんだなあと思っていたが、最近はそんな風ではなく皮膚にしわがより血管が沈んでいるような感じがする。
自転車こぎを30分やると血管が浮き出る。脈は120。
PTのa先生の最終チェックを受ける。脚の柔軟性、力は明らかに向上している。
2004年10月25日
看護婦さんに臍の周りを測定してもらう。86.5cm、85cmを超えてる!
担当看護婦のsさん退院に関して話に来る。書類等の確認を得る。
洗濯し洗剤を丁度使い切る。
この2,3日寒いずら(伊豆弁?)。
2004年10月26日
カミさん、次女10時少し前頃迎えに来る。薬、請求書がすぐ来なかったりドタバタあり、退院は相変わらずスムーズには行かないものなり。
部屋のメンバーにゆっくり別れを告げたいところだったが、それぞれPTに行っており、あたふたと部屋を出る。
予定のしていたのだが、2回見舞いに来てくれたNさんと昼、三島駅で落ち合う。Nさんは先に来てて待っててくれていた。
4人で食事する。それが名物のうなぎ屋で、席の空くのを並んで待つ店なのである。味は良し。
新幹線で東京駅に着いて、さいたまの自宅に真っ直ぐと、京浜東北線を待っていると、有楽町で車両異常があり、20分近く遅れる。
夜、待望の鍋なり。
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